カナディアンロッキーのとある田舎町に住み着いた管理人のなんてことのない日々。

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昨夜のカレーパーティーが深夜1時半まで及んでいたので、今朝はゆっくりお昼前に起床。少し幸せ。

お仕事休み!!天気ヨシ!!!

ということで本日の目標↓

westwindtower.jpg
ウェストウィンドリッジ(左の稜線)とウェストウィンドタワー(右のピーク)

左側の岩肌のラインのすぐ下、ウェストウィンドパスが今日の目標です。今日は久しぶりにひとりハイキング、お昼ごはんも家で済ましてからゆっくり出発(3時50分登頂開始)です。

地図がなければわかりづらいトレイルヘッドにはこんなサインが・・・↓。

ウェストウィンドリッジへのトレイルヘッドサイン

エルクや(アメリカ大鹿)や大角羊の冬場の生息地域のために12月から6月中旬までは閉鎖だそうです。たしかにトレイル上にたくさんの鹿の糞を見かけました。

それにしてもとても狭いトレイル(道幅ほんの3~40cmくらい)、その上今年オープンしてからまだ一月しかたっていないのでまだあまり人も入っていないのでしょう、けっこう草ぼうぼうでトレイルがはっきりみえていません。ところどころにあるケルンが目印、見失ったらへんなとこに迷い込みそう。

トレイル上のケルン
ケルンを積んでくれた人に感謝です。

この山は地表のあちこちに石灰岩が露出しています。石灰岩はもともとは貝殻だったもの、ここが昔(約6億年前)、海の底だった証拠です。なんだか遺跡みたいに岩盤が飛び出しているところもありました↓。

石灰岩の露出
お城の城壁みたいな石の壁。

短い距離ですがけっこう急な勾配です。5月末にいった”ハ・リン・ピーク”ほどではないのですがけっこう息が上がります。それから何よりも今日はひとりなので熊が怖い怖い。きょろきょろ辺りを見回しながらのハイクアップ、神経が高ぶります。

ようやくほっとする兆しが・・・もうすぐ森林限界線(これ以上の高さだと木々が育たない限界の標高ライン)です。いつものことながら森林限界線まで来るともう先はわづか、という希望が見えてきます。それに見渡しが良くなるので熊にばったり出くわすという心配も減るし。

森林限界線越しのウェストウィンドタワー
まもなく森林限界線。

そうしてほとんど木もなくなって岩だらけのところまできたら、もう稜線まですぐそこです。ケルンの変わりにバンクーバーオリンピックのマスコットマークにもなっているイヌクシュク(エスキモーのマイルストーン)がありました。

イヌクシュク
イヌクシュク越しのウェストウィンドリッジ。

はるか眼下にはスプレーレイクリザーバーが・・・。

ウェストウィンドパスから望むスプレーレイクリザーバー
眼下のスプレーレイク、ダム湖です。

左手にはスリーシスターズの長女、ビッグシスターが・・・。

ビッグシスター
キャンモアの裏側から見るスリーシスターズ。

実際のパスは稜線の辺りなのですが・・・

ウェストウィンドパス
稜線の辺りがウェストウィンドパス。

頭上の雲行きが怪しくなったのと、今回は次回ウェストウィンドタワーに行くまでの下見のつもりだったので今日はここまで。ゆっくりと岩場の上で過ごします。

向こうはスリーシスターズ
今年はあのスリーシスターズも登ってやる!と誓っているの図。

雨が降ってきたので下山。ところが恐れていたことが起こりました。

道を失った・・・

ケルンも見当たりません。たいした距離ではないので直下していっても何とかたどり着くのでしょうが、それでもどんなことが起きるかわからないので、とりあえずまた上に引き返します。

岩場まで戻ってようやくルートを確認。再び下り始めます。

が、

また迷いました。

そんないったりきたりを4回ほど繰り返し、ようやく道らしき道へ。ほんの数メートル横をトレイルが走っていてもまったく気付かないんですね。
今日は散歩のつもりで来ていたので、携行品は水を少々だけ。食料も火もなかったので最悪ビバークになったらどうしようか、と、本気で心配になりました。山歩き、なめてかかってはいけません。次回からはとりあえずビバークできるだけのものは持ち歩こうと決意したのでした。

ようやく下山したらさっきの雲行きはうそのよう、からっと晴れて、カナディアンロッキーの素敵な景色を見せてくれました。

ゴートポンドにて
帰り道、ゴートポンドの釣り客。

町の近くでは雨上がりの虹も現れました。

虹
ハリンピーク(右側の壁)にかかる虹の橋

車の移動時間を入れてもわずか5時間程度のハイクだったのですが、熊への恐怖と道をロストした不安でけっこう疲れた半日でした。

一日の疲れはゆっくりお風呂で。夜の職場のある建物には屋外ジャグジーがあるので帰りに立ち寄りました。本当は温泉だったら最高なんですけどね。

ジャグジーから眺めるスリーシスターズ
あぁ、ごくらくごくらく・・・。

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 コメント
この記事へのコメント
日本でも昨日、大きな遭難があったんだよ。
ちゃんとしたツアー会社が入ってる山岳ツアーだったのに
もう何人も死亡者が出てます。
天気の変化によるものみたい。

ジャグジー、いいねえ。
足湯も多い鹿児島ですが、山の麓にそんなのがあったら
登山客の疲れを癒すのにいいのに。
と思うけど、カナダの人にはそんな習慣はないか~。
2009/07/16(木) 19:03 | URL | ける #LH9HBPig[ 編集]
北海道のニュース、見ました。山の天気は本当に気まぐれ、そしてそれが当たり前。「天候があまりにも悪すぎた」というツアー会社のコメントは、とても残念なものですね。自然相手の商売をしている人が、自然に責任を転嫁したらおしまいです。

トレイルヘッドに足湯とかあったら最高ですね。カナダ人もたぶん喜ぶと思います。でも、やっぱり彼らはシャワーが一番なのかな。汗を流したい、が真っ先に頭に浮かぶ人たちかも。
2009/07/17(金) 00:27 | URL | BanzaiRocky #.Lj5XGds[ 編集]
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