2011年9月25日の記(ただいま怠けていた分のアーカイブ中です)
レイクルィーズでの仕事も間もなく終了。併せて夏のハイキングシーズンも間もなく終了です。あとどれだけ歩けるかなぁ。今日は職場の近くにそびえるお山、Mt.Niblock とMt.Whyte を目指します。レイクルィーズからビッグビー、リトルビーハイブを見上げたときに、その後方にそびえる、鞍部を挟んだ二つの大きなピークがニブロックとホワイトです。トレイルヘッドはレイクアグネス。

アグネス湖のティーハウス前から眺めるホワイト山(中央奥)。ニブロックはまだ見えない。左のピークはデビルズサム。

アグネス湖の対岸までいくとニブロックが見えてくる。ここがトレイルヘッド。ずっと直登のスクランブルです。
最初の難関、モレーンを登りきって、ちょっとした崖のぼりをしたあとにいきなり曇天、雨も降り出したのでおやつ休憩ついでに様子を見ることに。やみそうになかったのだけど山の天気はいつも気紛れ、20分ほどでまた青空が顔を出し始めました。再スタート、動き出してすぐに4人のパーティーと遭遇。「ニブロックで降り始めたのでホワイトは断念した」と悔しそう。
岩場をどんどん登って、ときどき振り返ると、

アグネスとルィーズが見えてきた。
目線を上に向けると、こんな山も。

テンプル山もくっきりと見えてくる。
けっこうしんどいガレ場を抜けてようやく稜線へ、いきなり反対側の山々がドーンと眼前に広がります。いつもながらこの開放感がたまらない。
ホワイト山側の裏側を見るとさらに圧巻の光景が。

巨大な氷河がホワイト山にはへばりついていました。知らんかった。
ホワイト山の氷河に見とれていて「おや?」と思ったのは奥に見える山、おぉ、ビクトリア山とビクトリア氷河がくっきり、それにその左には先週登ったレフロイ山が。と言うことはその鞍部にはアボットパスハットが見えるはず、とズームイン。

この写真の大きさでははっきりしないけど確かに見えました、アボットパスハット。
北西に目を向けると巨大なバス氷河も。

いつか歩いてみたいバス氷河。
とりあえずニブロック山頂を目指して稜線歩き、けっこうきわどいリッジで足下注意しながら、です。そして山頂のケルン発見。

ニブロック山頂のケルン。
遥か下にはレイクルィーズとレイクアグネス。ルィーズの右にはフェアビューマウンテン。

フェアビューもずっと下に見えています。
そして到着、寒いのでカッパを着て写真をぱちぱちやっていたら、何やら雲行きがまた怪しくなってきた、、、って、後ろの黒雲はもしやもしやの、、、。

いつの間にやら黒雲がわいてきた、ゴロゴロ音も。
雷雲!!やばやば、と大急ぎで撤退です。遠くでゴロゴロ鳴り出してきた。以前キャンモアの裏山やボウサミットで雷には怖い目にあっているのでもう雷はいや。でも今回は今までよりずっと近いぞ。今来た細いリッジをとにかく駆け下ります。来るときにあんなに慎重に歩いたのが不思議なくらい、猛ダッシュで岩を蹴るのですが、うわ、、毛穴がたって髪の毛がたち始めた、すっかり帯電しています。もうくる。
稜線からはずれて数十メートル駆け下りたとき、「ドーン」と大きな音がして目からまさしく火花、雷がすぐ上(稜線上)に落ちました。もう無理、っとその場で雷対策ポーズ。できるだけ広い所でただただ靴底だけ地面につけてうずくまります。はやく雷去ってくれぇ。

雷のあとの虹、生き返った感倍増。
5分ほど我慢してうずくまっていると一気に雲が去り晴れ間がのぞいてきました。ふーぅ、助かった。何事もなかったかのように空には虹がかかり、逆立っていた髪も元に戻りました。駆け下りてきた岩場を見てびっくり、よくここを走って下りてきたなと感心します。そっちでけがをしなかったことも幸運。もう雷はいや、あっ、ホワイトに行き忘れた、こちらはまた次回です。
レイクルィーズでの仕事も間もなく終了。併せて夏のハイキングシーズンも間もなく終了です。あとどれだけ歩けるかなぁ。今日は職場の近くにそびえるお山、Mt.Niblock とMt.Whyte を目指します。レイクルィーズからビッグビー、リトルビーハイブを見上げたときに、その後方にそびえる、鞍部を挟んだ二つの大きなピークがニブロックとホワイトです。トレイルヘッドはレイクアグネス。

アグネス湖のティーハウス前から眺めるホワイト山(中央奥)。ニブロックはまだ見えない。左のピークはデビルズサム。

アグネス湖の対岸までいくとニブロックが見えてくる。ここがトレイルヘッド。ずっと直登のスクランブルです。
最初の難関、モレーンを登りきって、ちょっとした崖のぼりをしたあとにいきなり曇天、雨も降り出したのでおやつ休憩ついでに様子を見ることに。やみそうになかったのだけど山の天気はいつも気紛れ、20分ほどでまた青空が顔を出し始めました。再スタート、動き出してすぐに4人のパーティーと遭遇。「ニブロックで降り始めたのでホワイトは断念した」と悔しそう。
岩場をどんどん登って、ときどき振り返ると、

アグネスとルィーズが見えてきた。
目線を上に向けると、こんな山も。

テンプル山もくっきりと見えてくる。
けっこうしんどいガレ場を抜けてようやく稜線へ、いきなり反対側の山々がドーンと眼前に広がります。いつもながらこの開放感がたまらない。
ホワイト山側の裏側を見るとさらに圧巻の光景が。

巨大な氷河がホワイト山にはへばりついていました。知らんかった。
ホワイト山の氷河に見とれていて「おや?」と思ったのは奥に見える山、おぉ、ビクトリア山とビクトリア氷河がくっきり、それにその左には先週登ったレフロイ山が。と言うことはその鞍部にはアボットパスハットが見えるはず、とズームイン。

この写真の大きさでははっきりしないけど確かに見えました、アボットパスハット。
北西に目を向けると巨大なバス氷河も。

いつか歩いてみたいバス氷河。
とりあえずニブロック山頂を目指して稜線歩き、けっこうきわどいリッジで足下注意しながら、です。そして山頂のケルン発見。

ニブロック山頂のケルン。
遥か下にはレイクルィーズとレイクアグネス。ルィーズの右にはフェアビューマウンテン。

フェアビューもずっと下に見えています。
そして到着、寒いのでカッパを着て写真をぱちぱちやっていたら、何やら雲行きがまた怪しくなってきた、、、って、後ろの黒雲はもしやもしやの、、、。

いつの間にやら黒雲がわいてきた、ゴロゴロ音も。
雷雲!!やばやば、と大急ぎで撤退です。遠くでゴロゴロ鳴り出してきた。以前キャンモアの裏山やボウサミットで雷には怖い目にあっているのでもう雷はいや。でも今回は今までよりずっと近いぞ。今来た細いリッジをとにかく駆け下ります。来るときにあんなに慎重に歩いたのが不思議なくらい、猛ダッシュで岩を蹴るのですが、うわ、、毛穴がたって髪の毛がたち始めた、すっかり帯電しています。もうくる。
稜線からはずれて数十メートル駆け下りたとき、「ドーン」と大きな音がして目からまさしく火花、雷がすぐ上(稜線上)に落ちました。もう無理、っとその場で雷対策ポーズ。できるだけ広い所でただただ靴底だけ地面につけてうずくまります。はやく雷去ってくれぇ。

雷のあとの虹、生き返った感倍増。
5分ほど我慢してうずくまっていると一気に雲が去り晴れ間がのぞいてきました。ふーぅ、助かった。何事もなかったかのように空には虹がかかり、逆立っていた髪も元に戻りました。駆け下りてきた岩場を見てびっくり、よくここを走って下りてきたなと感心します。そっちでけがをしなかったことも幸運。もう雷はいや、あっ、ホワイトに行き忘れた、こちらはまた次回です。
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