カナディアンロッキーのとある田舎町に住み着いた管理人のなんてことのない日々。

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先日のレイク・オハラの余韻がまだまだ消えぬまま朝を迎えました。心地良い筋肉痛が足から腕からビンビンきています。うーん、気持ちイイ!!

今朝も早起きランチの支度、おにぎり作ってやかん君ほかコーヒーセットも準備ヨーシ!
そうです、今日もお休み連休二日目。というわけで、いってみよー!!ハイキング!!!

本日のモクヒョー↓

キャッスル・マウンテンとボウ川
キャッスル・マウンテン

お城のように見えるということで名づけられたキャッスル・マウンテン(見えますか?)。キャンモアから車で40分くらい。見事な岩山です。

これ、山頂まで登ろうと思うとごらんのとおりの山ですからロッククライミングしなきゃいけません。・・・無理です。というわけで今日は森林限界線手前までの歩こう会。昨日の疲れを癒す整理運動程度のハイキング、クールダウンです。

本日の歩こう会メンバーは昨日のオハラに引き続き参加の我が愛娘Fちゃん、そして今回初参加は三択の女王、いやちがった、山岳部の女王、Kさん。Kさんは山岳部出身で元ハイキングガイドの猛者(この言葉は女性には失礼か・・・)、本日の彼女の歩きは研究に値するはず、期待が持てます。

ラジオ体操第二
まずはラジオ体操で準備運動を、の2人。

駐車場に車を止めてまずはラジオ体操、しかも第二で準備の女性陣2人。なんとなく似ている・・・姉妹みたい。それにしても(ラジオ体操)第二のほうはあまり覚えていないなぁ・・・。

森の中を往くトレイルの足元はお花がいっぱい。ツインフラワーやホワイトカマス、プッシートウやノッディングオニオン、ファイヤーウィードetc・・・。お花シリーズはまたネタがないときUp予定。

思ったよりも急勾配、もっと楽かと思っていたのにけっこう息が上がります。ときどき休んでペースメーカーも交代。Kさんが先を歩くとさすが、ペースが上がります。速い速い、息も荒れていません。さすがインターハイ経験者。

そんなペースに引っ張られてわずか1時間半で目的の森林限界線手前まで到着。眺めが・・・

キャッスル・ルックアウトからの展望
キャッスルルックアウトからの展望。右のピークが雲に隠れているのはテンプル山ですね。

キャッスル・ルックアウトからの展望
雄大だねぇ・・・

後ろを振り返るとキャッスルマウンテンのピーク群がそそり立っています。

キャッスル・マウンテンのピーク群
ここから先はロッククライミングルートね。

・・・アウトドアのクライミングをはじめたら挑戦してみたい・・・そそられます。

実はこの場所、昔”火の見やぐら(小屋ですけどね)”があったところです。山火事を監視していたところ。現在パークスカナダ(国立公園管理局)にあるWarden(森林警備隊)という組織は、1900年代初頭に組織ができた頃は”Fire and game gardian(直訳したら”火事と弱い動物―強い動物から狩猟される動物―の庇護者”という意味かな)”と呼ばれていて、その名のとおり山火事の早期発見と消火がその活動の主目的だったのですね。だから60年代までは国立公園内あちこちの展望のいい場所に火の見やぐら(小屋)があったそうです。

ルックアウト跡の土台をベンチに
ルックアウト(Lookout)があった土台だけは今でも残っています。それをベンチに。

70年代以降は山火事も自然の一部というコンセンサスの元、山火事が起きても手を出さない、自然は自然のままに、が原則となっているので、それ以降たくさんあったルックアウトと呼ばれた火の見やぐら(小屋)は必要なくなり壊されていったのですね。おかげさまでそれらの跡地はとてもすばらしい(歩きやすい、展望は最高の)ハイキングコースとなっております。

教科書のような話でした。ロッキーのガイドをしたいという方は参考にどうぞ。

ルックアウト跡地でランチターイム。今日もみんな持ち寄りで豪華ご馳走!
写真撮り忘れたけど、おにぎり、炊き込みご飯、みかんにマスカット、それにいつものコーヒーと、すばらしい自然のレストランを堪能しました。みんな、ありがとーう!!!

歩きやすいくだりは50分でらくらく下山。時間があるのでおとなりのBC州までお散歩。ここから車で10分くらいのところにある”マーブル・キャニオン”にお立ち寄り。

マーブルキャニオン
マーブル・キャニオン。滝の水しぶきで虹が・・・。

ここは2003年にあった大きな山火事の跡。木々が丸焼けで針の山のようです。山火事跡にはファイヤーウィードがいっぱい咲いていました。このあといろいろな植生を経て、森が生まれ変わります。新しい森の再生までまだまだ数百年・・・。

マーブルキャニオン
美しい渓谷と、まわりは針の山。

今日も一日遊びました。良い感じのクールダウン。また1週間仕事にはげめそうです。
来週の計画もたてなきゃ。

昨日からの疲れを癒すのに、今日の夕食はお肉を!たまには血となり肉となるものも食べないとね。

夕食はステーキ
ステーキ1枚150円なり。肉が安いのだけはとりえだわ、この国は。

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チケットをありがとうございます、J子さん。声をかけてくれてありがとうございます、Fちゃん、それから今日の背中モデルも・・・。

上の行、内輪での御礼です。
いやぁ、チケットをいただいたんですよね。最高のギフト。これです↓。

レイク・オハラ シャトルバス
レイク・オハラまで連れて行ってくれる”マジック・スクール・バス”

レイク・オハラという、ハイキングコースへと行くチケットです。一日の入山者数が決まっているのでチケット制なのですよね。湖めぐり三昧のすばらしい場所なのですが、このチケットがなっかなか取れないのでハイカー泣かせなところなのです。

去年は仕事柄けっこうチケットが手に入って何度も足を運んだのですが、今年はまだ行けていなかったところ。貴重なチケットを用意してくれたFちゃんと、上の写真の”マジック・スクール・バス”で夢のレイク・オハラへGoooooo!です。

レイク・オハラのハイキングエリアには、オハラ、マッカーサー、オパビンという3つのメジャーな湖があります。普通はこのうちの一つ、二つをまわって一日終了というパターンが多いのですが、今日は”欲張り3湖めぐり”に挑戦!帰りのバスの時間が決まっているのでタイム・キーピングがポイントです。

雨の中を・・・
マッカーサー湖へ向かう道のりは雨に打たれて・・・

朝はカラッと晴れ渡って雲ひとつない天気だったのですが、歩き出して少ししてから空は黒雲に、、、雨も降り始めました。
たとえ雨が降っても楽しいオハラのハイキング、ココの魅力は天気なんか関係ない関係ない。合羽をまとって最初の目的地、レイク・マッカーサーへと向かいます。

そしてなんと運のいいことか、湖についたときには空は晴れ渡り・・・、

レイク・オハラ
どうです、マッカーサー湖のこの青!

山の神様は僕達の見方でしょうか。山のかわりやすいお天気の、良いところを良いタイミングでいただきました。

オハラのハイキングは初めてという我が愛娘Fちゃんは、もうこの青さに感動しっぱなし。うんうん、よくわかるぞ、何度足を運んでも来足りないくらいなのだから。

感動中
感動中・・・

ココで少し休憩。同じくマッカーサーを目指した某山専門会社のガイドHさんとそのお客さんたちとしばし談笑。ガイドのHさんからは地衣類についての講義もいただきました。勉強になったぁ、得した気分。

再び歩き始めて次の目的地、オパビン・レイクへ。
マッカーサーの帰りにはこんな動物も見かけました。写真の中央、見えるかな?

ピカ
草を食んでいる”ピカ”

ポケモンのピカチュウのモデルになったといわれる”ピカ”。ねずみのようですがウサギさん、”ナキウサギ”といいます。ねずみは遠慮したいけど、ピカはかわいい!

そういえばこの”ピカ”、気温が25度以上のところに居続けると数時間で亡くなってしまうのだそうです。だからこんな高地(オハラ周辺は標高2000m以上)の岩場に生息しているのですが、最近の温暖化でこの辺りも高温になってきているので、現在種の危機なのだそう。
ピカよ
・・・生きろ・・・(”もののけ姫”風に)

さて、話が脱線しましたが、オパビン・レイクへ移動中。
今日の難関”All Souls Alpine Route”に差し掛かりました。山岳ルートというだけあって険しい岩場を登る登る・・・。

山岳ルート
上へ上へ・・・。

山岳ルートを行かなくても(通常のハイキングコースでも)すべての湖を回ることができるのですが、がんばって登った人だけが見ることのできるすばらしい展望が・・・。

All Souls' Alpine Route から見下ろすレイク・オハラ
山岳ルートの上から望むレイク・オハラ

カナディアンロッキーの湖(氷河湖)は上から見ればみるほど青さが増して見えるのです。

そうして険しい山岳ルートを越えるとオパビン・レイクももうすぐ近く。湖にたどり着くまでは”オパビン・プラトゥ”というメドウを通り抜けます。川あり池あり草原あり岩場ありの飽きの来ないメドウはこの時期、小さなお花達でいっぱい。目を楽しませてくれます。

オパビン・プラトゥ
オパビン・プラトゥ

メドウを過ぎた辺りで”マーモット君”にも遭遇。あいかわらずかわいらしい。

マーモット
マーモット君、サイズは帽子にしたらちょうどいいくらい。

そうしてオパビン・レイク到着。3つの湖のうちでは一番小さな湖。ちゃんと目の前に氷河が広がる”氷河湖”です。

オパビン・レイク
オパビン・レイクはとてもかわいらしい氷河湖。

さてここから後半戦、向かうはレイク・オエサ。レイク・ルィーズの真裏にある湖です。再び山岳ルートを超えていきます。今度は”Yuknees Ridge Alpine Route”、僕の一番お気に入りのルートです。ここからもレイク・オハラを望むことができます。こんな風景↓。

Yuknees から見下ろすレイク・オハラ
ヤカン君も大満足!右の大きな青がオハラ、左の緑の湖はメアリー湖。

再び感動中
Fちゃんも感動!

レイクオハラをさっきとは違った角度から見下ろしながら、このルートの途中で少し遅いランチ(気がつけばもう3時すぎ・・・遅くなってごめんなさい)。
おにぎり、きゅうりの浅漬けにカップケーキ、ラベンダーティー・・・すばらしい景色のデザートつきでいただきます。

ゆっくり休んだし、おなかも満足!再出発して歩くこと約30分・・・

レイク・オエサ
オハラの上にある湖、レイク・オエサ。

マッカーサーは湖の大きさと青さを、オパビンはそこに続くメドウを、そしてこのオエサは湖と滝の流れを楽しむことができます。

レイク・オエサ
オエサの水はいくつかの小さな湖を滝でつないでオハラに流れ込みます。

レイク・オエサから流れ出す滝
レイク・オエサから流れ出す最初の滝の流れ。

もうココまで来たらあとはオハラに降りるだけ。ゆっくりとコーヒータイム。アウトドアで楽しむコーヒーもあいかわらずおいしい・・・大満足。

計画ではココからもう一つの山岳ルート、”Wiwaxy Alpine Route”を超えてオハラに下りるつもりだったのですが、少し帰りのバスの時間に余裕がなさそうなので通常コースをオハラへ下りることに。オエサの水の流れに沿って降りるルート。ときどきある滝がマイナスイオンをプレゼントしてくれます。いいねぇ。

6時ちょうどくらいにオハラの湖畔にあるデイ・シェルター(バスの乗り場になっている)に到着。
そして最後の最後には”オハラにかかる虹”というデザートつき。

レイク・オハラにかかる虹
虹が・・・

朝9時にここを出発して9時間。たっぷり遊べました。

オハラはいつ来ても本当に最高!特に今日は歩いてる最中には雨に降られたものの、どの湖でも着いたら晴天に恵まれてゆっくりと景色を楽しむことができました。
今度はキャンセル待ちを朝早くから並んででも!!

帰り道 上から見下ろすレイク・オハラ
青いなぁ・・・。

PS

バスに揺られて30分、ふもとの駐車場で車に乗り換え、ドイツ人のヒッチハイカーを少しの距離だけど乗せてあげて、帰りはBC州フィールドのレストラン、「Trufles Pig」で夕食、この先のハイキング計画をああしようこうしようと楽しく練りながらお料理をいただきました。
・・・あ、写真を撮り忘れた。ここの料理はとてもおいしいのです。次回食べに来るときは写真忘れませんよ!

カナダ山岳時間、7月21日の深夜、キャンモアの空を覆うように現われたオーロラです。

2009年7月21日 キャンモアのオーロラ
写真提供 : Shogo.S

僕は写真を撮り損ねましたが、同僚の”ワイルド尚吾”(本人希望のニックネーム)が”買ったばかりの”Lumix(僕のよりもずっといい機種)で撮った写真です。掲載を許してくれてありがとう!

21日のブログの追記にも書きましたが、奇しくも日本時間では22日、皆既日食という天体ショーがあったばかり。時間的には地球の反対側で日食が見られた(月が通り過ぎた)直後にこのオーロラが現われたことになります。いくぶん関係があるのかないのか・・・。

新田次郎がアラスカのモーゼと呼ばれた日本人、フランク安田を描いた小説、「アラスカ物語」の中でオーロラのことを記述しています。「揺らめき、きらめき、矢が飛ぶ、怪鳥が駆ける、緑の垂直幕、白鳥の死、白銀の雪が降る・・・」、さまざまな言葉を駆使してオーロラの不思議な光を表現しています。

彼は取材中、アラスカ大学でオーロラのカラー映画を見せてもらったときに必死に頭に浮かんだ言葉を(そして心に感じたオーロラの図形も)ノートに書き込んだそうです。言葉にするのはとても難しい、まさに常識を逸した超自然、彼はその姿を見て「自分を失ったような気持ちだった」とそのあとがきでうたっています。

そんな光を実際に目の当たりにすると、あまりにも不思議な感覚に自然への畏敬を感じずにはいられません。一度はもっと北で、もっと色彩鮮やかなオーロラ光を見てみたいものです。



フェアビュー・マウンテンのハイキングとオーロラの興奮冷めやらぬまま朝を迎えました。7時起床・・・・・早すぎだってば・・・・。

どうせ今日も二度寝は無理そうなので、そのまま準備に取り掛かります。もちろんハイキングの準備!

本日の目標は・・・待っていました!のココ↓

スリーススターズ・パス
ココがトレイルヘッド、水無し川のよう。本日撮影。

ちょうど正面に見えている稜線の部分です(今回はピークではない)。ココがどこかといいますと・・・裏側に回ってみると・・・↓

キャンモアのシンボル!スリーシスターズ
キャンモア側から見たスリーシスターズ(奥の三連山)。残雪の残る今年5月頃撮影

キャンモアのシンボルとなっている山、スリーシスターズ(左)!
これはまだ雪が残っている頃の写真ですが、ローレンス・グラッシー山(右の山)から、3姉妹の長女、ビッグシスター(3連山の一番右側)のピークへと伸びる稜線が目標の”スリーシスターズ・パス”です。

トレイルヘッドは真反対側にあるので、山の雰囲気はまったく違っているんです。でも、パスまで上がったら、あのいつも見ているスリーシスターズの面影が出てくるはず。

本日も天気ヨシ!

昨日の擦り傷の手当てヨシ!予備のテープヨシ!!

キュウキュウ用品
結局両手3箇所をすりむいてしまった・・・。

がんばっていきましょう!!

今回のトレイルヘッドにはなにもサインはナシ。ガイドブックによると「・・・(場所)に車を止めて、そこから南へ90歩あるくと左手に・・・」とあるので、歩数を数えて移動です。90歩・・・何もない・・・120歩・・それらしきところ発見・・・・。

えぇえぇ、日本人ですから長いコンパスは持ち合わせておりませんよ。しかし30%も違うとは・・・・ショック。

一番上の写真のように岩ばかりの水無し川が出発地点。地図によるとほとんどこの沢登りをしていくようです。ごろごろした岩の上を歩くこと100mほどで沢と平行に走るトレイルを発見。ケルンが目印、沢を右手に見ながら少し森の中へ。
今日は26度まで気温が上がっているので木陰が気持ち良い!!^0^!!

トレイルヘッドのケルン
このケルンが目印。

涼しくなってほっとしたのもつかの間、木陰のトレイルは1時間も歩かないうちになくなって完全沢登り状態になってきました。足元の大きな岩はところどころ不安定で、今日履いてきたスニーカーのようなハイキングシューズでは歩きづらい、というか靴が壊れてしまいそうです。沢の両側の壁もだんだん狭まってきて落石も怖い・・・。

沢登り
狭い、急、崩れやすいと3拍子そろいました!靴は大事ですね。

一応トレイルらしきものがあるようなのですが、ほとんどわかりません。結局自分で歩きやすいルートを決めながら沢の右へ行ったり左へ行ったり、はたまた岸壁のけっこう上まで上がったり、読み間違えたら行く手を阻まれてしまいそうです。

大きな一枚岩の上をきれいな水が流れていました。さわってみるととてもつめたぁーい、おいしそうな水。でもちょっと怖いのでそのまま飲むのは遠慮しておきます。

水の流れ
下は水無しだったのに上のほうには水が流れています。どこかで地下に入るのでしょう。

沢を抜けたら視界が開けてきました。稜線がすぐそこに見えてきます。でも遠いんだよなぁ。いくら歩いても距離が縮まっているような気がしません。

ビッグシスターズとスリーシスターズ・パス
右のピークはビッグシスター、先は近いようで、遠い・・・

足元はさっきよりもやや小さい礫岩だらけになってきました。こうなるともう歩きづらくてしようがない。ずりずり滑りながら上を目指します。
それでも1歩足を前に踏み出せば必ず前進しているもの。最後はまた少し森の中に入っていって、そうして森がきれたかと思うと・・・・・

スリーシスターズ
手前からビッグシスター、ミドルシスター、リトルシスター・・・そのままです。

到着! スリーシスターズ・パス! 足元の稜線は右はビッグシスターに、左はローレンスグラッシー山に伸びています。

そして眼下には、

パスから望むキャンモア
今日のヤカン君、1000m上空からキャンモアを望む。

キャンモアの町も半分くっきり! 我が家も見えます。 きっもちイイ!!! なんとかは高いところが好きなのです(若干高所恐怖症ではありますが)

見ていたらなんとなくビッグシスターに登れそうなので行けるところまで歩いてみました。

ビッグシスターズへ挑戦
ビッグシスターの稜線に挑戦!

無理でした・・・(T_T)。ここが約2300m、ビッグシスターのピークは約2900m、ココからピークまではまだ600mもあるのです、そんなには見えないけど。突風が吹いてきたら一発で落ちてしまいます。挑戦するときは、カラビナにロープ、と。

そして、山で食べるおにぎりはあいかわらずおいしい!

スリーシスターズ&おにぎり
3姉妹、おにぎり加えて4姉妹?

澄んだ空気を全身で感じることができます。言葉では言い表せないのですが、身体中がリラックスする感じ。もう下りたくない気分です

今日はフェアビューに引き続き驚異的な暑さ、2300mの高所でも、風さえなければTシャツ一枚でも大丈夫そう。
せっかくなのでローレンス・グラッシー山側のピークも散策してみました。氷河が削ったであろうベイスン(盆地)はお花畑になっています。小さな高山植物がいっぱい。

ローレンス・グラッシー山のベイスン(盆地)
こちらはグラッシー山。足元は背の低いお花があちこちに咲いています。

グラッシー山のピークから望むビッグシスター
ローレンスグラッシー山の小さなピークの一つに腰かけてビッグシスターを眺めるの図。

スリーシスターズをバックに
グラッシー山から見るといつも見ているスリーシスターズの面影が。

あまりの気持ちよさにまたまた長居を・・・、3時間も居座っていました。ほかにハイキング客はいないし完全に独り占め。この辺はカナナスキス地方というのですが、バンフ国立公園側と違って観光客でにぎわっていないのがいいです。その分野生動物は怖いですけど。

このスリーシスターズのピークのふもと、なんていうか、大きいというかすごいというか計り知れない”気”というものを感じてしまうところです。それもとても柔らかい”気”。エネルギッシュというのではないのですが、とてもバランスのとれた、っていう感じでしょうか。どれだけいてもいたりません・・・ほんと、下りたくなかった・・・。

11時半から登り始めて2時間で到着、下りるのは1時間半でした。トレイルヘッドからパスまでの標高差は約600m、距離は3kmくらいなのでけっこうな急斜面でしたが、そんな疲れは吹っ飛ぶハイキング、おすすめです。でも靴は良いのをはいていきましょう。

休みです!2連休!!
天気予報、当てにはなりませんがずっと晴れマーク。最高です。

というわけで朝5時起床・・・・って寝たのは1時半ごろじゃん??寝たりん寝足りん、二度寝しなきゃ・・・・。

・・・・無駄でした。遠足前の子供の状態、もう目がさえてどうしようもありませんでした。

というわけで、ちょっと寝不足だけど今日も行ってみよう!!ハイキンGooo!!!!

本日の目標はこちら↓

フェアビュー・マウンテン

フェアヴュー・マウンテン。キャンモアから北西へ走ること1時間のところにある観光地、レイクルィーズにある山です。

ちなみにレイクルィーズ在住のAさんが数日前にフェアビューに登ったのをブログに揚げているのでこちらもぜひどうぞ。

今日はひとりハイキング。レイク・ルィーズまではのんびりドライブです。

まずはいつものところで湧水調達。ここの湧水は間違いなく軟水なんですよね(カナダは硬水ばかりなのです)。コーヒーを淹れるにはやっぱり軟水が一番!

湧水
まずはコーリー山のふもとで湧水をGet。

水を汲んだすぐ先で小熊発見!写真は小さいんだけど、わかるかな??

ブラックベア
きっと親熊もその辺にいるはず。

熊が現われるとこんな車もときどき来ます。熊と人の安全を守るパトロールカーです。

ベア・カー
国立公園の熊対策車両

そしていつものところで列車が来ないか少し待ってみる・・・。ここは絵葉書にもなっている”モランツカーブ”と呼ばれているところ。列車が来るととても絵になるのですが、、、タイミングよくは来ないんですよね。今日も残念。

モランツ・カーブ
モランツカーブ

そして到着!レイクルィーズ!!
ロッキーの宝石と呼ばれているところです。今日も観光客がいっぱい。

レイク・ルィーズ
ロッキーの宝石 ”レイク・ルィーズ”

さてさて、お目当てのフェアヴュー・マウンテン、湖に向かって左側の山。
トレイルヘッドのある湖(レイクルィーズ)が標高約1700m、山頂が約2700mですからおよそ1000m登るのですが、トレイルの長さが約5kmだから平均勾配率は約20%。けっこうな急傾斜です。

まずは森の中を歩きながらサドルバック・パスという峠を目指します。この峠が標高すでに2300m、森林限界線の辺り。森の中をえいこらさっさと登って1時間強、パスに近づくとテンプル山(この辺りでは一番高い山、約3500m強)と、その頂にあるマクドナルド氷河がドーンと見えてきて圧巻!

テンプル山とショール山
左がテンプル山とマクドナルド氷河。サドルバック・パスももうすぐです。

そして峠道、

フェアビュー・マウンテン スクランブル
峠の交差点。傾斜も増して、ここからさらに400mもガレ場を登ります。

ここから先はすぐに木がなくなります。岩のガレ場を今度はひいこらさっと登らないといけません。一応登山道はついているのですが、スクランブルと考えてもよさそうです。今までの森の中もけっこうな傾斜だったのに、さらに上回る急傾斜、滑りやすくて足元もおぼつきません。きっついです。

道はこんな感じ↓

fiarview3.jpg
すべるすべる、歩きづらい・・・。

だんだんと小さくなっていくサドルバック峠↓

サドルバック・パス
右側森の手前がサドルバック・パス。

を突く手に力が入りすぎてすりむけてしまいました・・・イタイ・・・・↓

イタイ・・・
いつの間にやら、、、それにしても汚い手あるな。

坂の上の雲というか・・・・このまま天へと登っていく階段のようです。↓

天国への道
どこまでつづくの・・・

そしてようやく山頂へ到着!!

fiarview10.jpg
遠くにヘクター湖が見えるんだ・・・すごっ・・・

お昼時(一時ちょうどくらい)だったのでたくさんの登山客が山頂でお弁当を広げていました。あまりにも騒々しいのであちこち散策。山頂の一部以外はほとんど人が来ないのですね。ちょっと歩いたら誰もいないとこだらけ。みんなピークがすきなんだなぁ。少しおりたらまた違う眺めが楽しめるのに・・・。

眼下にはレイクルィーズ(真下の乳白色)が・・・。↓

fiarview9.jpg
まってろよ!正面のデビルズサム!

ドーンと目の前に広がるビクトリア氷河(レイクルィーズの正面に見える氷河)↓

fiarview7.jpg
まってろよ!アボッツ・パス!!(ビクトリア氷河を抜けて山の裏=レイク・オハラへ向かうルート)

本日のヤカン君はマクドナルド氷河にポーッ・・・。

fiarview8.jpg
まってろよ!テンプル山!!

ワールドカップも行われるレイクルィーズ・スキー場もばっちり正面!

レイクルィーズ・スキーコース
まってろよ!来シーズンは裏コブ斜面制覇だ!!

コーヒーを沸かしていたらおじいちゃんとおばあちゃんが珍しそうによってきました。

「初めてだがね(こんな口調かな?)、山の上でカプチーノを入れてるのを見るのは」・・・・ただのコーヒーですけど・・・。

写真撮らせて、と頼まれたのでありがたく撮っていただきました。世間話もちらほら。
アンドレとバリーというこのご夫婦、キャンモアに住んでいるそうで、あらあらご近所さん、と町の話と山歩きの話で盛り上がります。姉妹都市の東川(北海道)に行きたいのだとか。少し前の町のカウンシル(評議員)をやっていたそうで、そのときに日本のことが好きになったそうです。行けるといいね。

それにしても今日は暖かくて気持ちいい! ここは年中氷河からの風が吹いてきて寒いと聴いていたのですが、今日はとってもラッキーでした。アンドレじいさんもここは3度目だそうですが、今日が最高!言っていました。

あまりの気持ちよさに山頂に3時間、根が生えました^^。いつの間にやら人もいなくなり、20分くらいは山頂独り占めもできたぁ!ラッキー!!!

夕方4時、すばらしい眺めに別れを惜しみながら下山開始。にしても、この傾斜、きつすぎる・・・。ものの五分でひっこけました。

恐る恐るの下山の末、レイクルィーズに無事到着。ふぅ、短い距離なのにちかれた・・・。疲れを癒すには甘いものが一番、まずはシャトーレイクルィーズ(ホテル)のデリでお気に入りのエクレアをゲット!!

レイクルィーズ・ナッツクラッカー・エクレア
レイクルィーズの湖畔でエクレアをいただきまーす。ナッツクラッカー(鳥さん)に狙われた・・・。

そして商店街?サムソンモールでアイスクリームをゲット!!(本当はフローズンヨーグルトがほしかったのですが今日は売っていなかった・・・残念・・)

サムソンモール・マクドナルド氷河・アイスクリーム
マクドナルド氷河も好きだけど、アイスもね。

帰りにはモレーン・レイクにもたちよれたし、

モレーン・レイク
水も増えましたなぁ・・・。

バンフのバーミリオン湖もきれいだったし、

バーミリオン湖に映し出されるランドル山
もう少し遅い時間だと夕焼けに染まるのですが・・・

かわいらしい夕焼け雲も拝めたし、

夕焼け雲
キャンモアで。

最高の一日でした^^。

一日の締めくくりにはすごい規模のオーロラまで見えたしね(後ほど写真つきで再レビュー予定)。

さて、明日は・・・。

今日はハイキングにいったのですが、その前に、

いま、オーロラ出ています!!!

写真撮れないですぅうううう。ざんねん。

色つきの鮮やかなやつではありませんが、空の4分の1以上を埋め尽くす大規模なもの。こんなの久しぶりです。うちが暗いところにあってよかった・・・明るいと見えないもんで。

ちゃんとカーテンもたれています。グロット山からランドル山に向けてまるで天の川のように、そしてそこからカーテンが・・・・

写真なしなのに興奮してごめんなさい。写せなくてごめんなさいです。

さ、また見に行かなくっちゃ。

[ハイキングの話の前に!!!!]の続きを読む
朝8時過ぎの空。ローレンスグラッシー山(左)とランドル山の間にこんな雲が・・・。

今朝の雲

風の流れが目に見えるようです。

山の向こうは西(太平洋方面)。ロッキーの山々の壁に当たった海風が、きれいなカーブを描いて上昇しているようです。

朝の仕事に出かけたら、珍しく同僚のNobさんとご一緒でした。いつもなら働く時間がずれていてなかなか顔を合わさない2人。Nobさんは写真家であちこちハイキングにいっては素敵な写真を撮ってこられる方です。いろんな山情報(花の開花情報とか良い写真スポットとか)がきけるのでいつも助かっています。

先日のウェストウィンドパスの話になりました。

「入り口が二つあるやろ、駐車場のすぐ前からがひとつと、そこから50mくらい先に行ったところにひとつ・・・」 

え??そういえばトレイルヘッドのサインが2つあったような、と思い出します。どうせ途中で合流するだろうから、とあまり考えずに渓流の流れていて気持ちよさそうだったほうから登ったのでした。

「あ、そっちは直登コースや」

・・・・・・・・

えぇ??そうなの???道理で急勾配、あまり人が入った形跡がないのも納得・・・。いわれてみればガイドブックにはEasyコースと書いてあったのに、そんなにイージーではないなと思いながら歩いていました。

普通のコースはかなり緩やかで早くから下のスプレーレイクが見えてくるそうです。

無駄な体力使ったか・・・・

次回はイージーコースでウェストウィンドタワーまでがんばりますです。

Spurling Creek
直登コースのトレイルヘッドにあるスパーリング・クリーク。

Spray Lake

Spray Lake
イージーコースを選べばもっと早くに拝めたはずのスプレーレイク。

昨夜のカレーパーティーが深夜1時半まで及んでいたので、今朝はゆっくりお昼前に起床。少し幸せ。

お仕事休み!!天気ヨシ!!!

ということで本日の目標↓

westwindtower.jpg
ウェストウィンドリッジ(左の稜線)とウェストウィンドタワー(右のピーク)

左側の岩肌のラインのすぐ下、ウェストウィンドパスが今日の目標です。今日は久しぶりにひとりハイキング、お昼ごはんも家で済ましてからゆっくり出発(3時50分登頂開始)です。

地図がなければわかりづらいトレイルヘッドにはこんなサインが・・・↓。

ウェストウィンドリッジへのトレイルヘッドサイン

エルクや(アメリカ大鹿)や大角羊の冬場の生息地域のために12月から6月中旬までは閉鎖だそうです。たしかにトレイル上にたくさんの鹿の糞を見かけました。

それにしてもとても狭いトレイル(道幅ほんの3~40cmくらい)、その上今年オープンしてからまだ一月しかたっていないのでまだあまり人も入っていないのでしょう、けっこう草ぼうぼうでトレイルがはっきりみえていません。ところどころにあるケルンが目印、見失ったらへんなとこに迷い込みそう。

トレイル上のケルン
ケルンを積んでくれた人に感謝です。

この山は地表のあちこちに石灰岩が露出しています。石灰岩はもともとは貝殻だったもの、ここが昔(約6億年前)、海の底だった証拠です。なんだか遺跡みたいに岩盤が飛び出しているところもありました↓。

石灰岩の露出
お城の城壁みたいな石の壁。

短い距離ですがけっこう急な勾配です。5月末にいった”ハ・リン・ピーク”ほどではないのですがけっこう息が上がります。それから何よりも今日はひとりなので熊が怖い怖い。きょろきょろ辺りを見回しながらのハイクアップ、神経が高ぶります。

ようやくほっとする兆しが・・・もうすぐ森林限界線(これ以上の高さだと木々が育たない限界の標高ライン)です。いつものことながら森林限界線まで来るともう先はわづか、という希望が見えてきます。それに見渡しが良くなるので熊にばったり出くわすという心配も減るし。

森林限界線越しのウェストウィンドタワー
まもなく森林限界線。

そうしてほとんど木もなくなって岩だらけのところまできたら、もう稜線まですぐそこです。ケルンの変わりにバンクーバーオリンピックのマスコットマークにもなっているイヌクシュク(エスキモーのマイルストーン)がありました。

イヌクシュク
イヌクシュク越しのウェストウィンドリッジ。

はるか眼下にはスプレーレイクリザーバーが・・・。

ウェストウィンドパスから望むスプレーレイクリザーバー
眼下のスプレーレイク、ダム湖です。

左手にはスリーシスターズの長女、ビッグシスターが・・・。

ビッグシスター
キャンモアの裏側から見るスリーシスターズ。

実際のパスは稜線の辺りなのですが・・・

ウェストウィンドパス
稜線の辺りがウェストウィンドパス。

頭上の雲行きが怪しくなったのと、今回は次回ウェストウィンドタワーに行くまでの下見のつもりだったので今日はここまで。ゆっくりと岩場の上で過ごします。

向こうはスリーシスターズ
今年はあのスリーシスターズも登ってやる!と誓っているの図。

雨が降ってきたので下山。ところが恐れていたことが起こりました。

道を失った・・・

ケルンも見当たりません。たいした距離ではないので直下していっても何とかたどり着くのでしょうが、それでもどんなことが起きるかわからないので、とりあえずまた上に引き返します。

岩場まで戻ってようやくルートを確認。再び下り始めます。

が、

また迷いました。

そんないったりきたりを4回ほど繰り返し、ようやく道らしき道へ。ほんの数メートル横をトレイルが走っていてもまったく気付かないんですね。
今日は散歩のつもりで来ていたので、携行品は水を少々だけ。食料も火もなかったので最悪ビバークになったらどうしようか、と、本気で心配になりました。山歩き、なめてかかってはいけません。次回からはとりあえずビバークできるだけのものは持ち歩こうと決意したのでした。

ようやく下山したらさっきの雲行きはうそのよう、からっと晴れて、カナディアンロッキーの素敵な景色を見せてくれました。

ゴートポンドにて
帰り道、ゴートポンドの釣り客。

町の近くでは雨上がりの虹も現れました。

虹
ハリンピーク(右側の壁)にかかる虹の橋

車の移動時間を入れてもわずか5時間程度のハイクだったのですが、熊への恐怖と道をロストした不安でけっこう疲れた半日でした。

一日の疲れはゆっくりお風呂で。夜の職場のある建物には屋外ジャグジーがあるので帰りに立ち寄りました。本当は温泉だったら最高なんですけどね。

ジャグジーから眺めるスリーシスターズ
あぁ、ごくらくごくらく・・・。

ハイキング仲間、Fちゃんのリクエストに答えて今夜はカレーパーティーでした。
「とろけるカレー」をゲットしたのでそれをメインに、あとオリジナルのインドチキンカレーとタイえびカレーの3種類で。

カレー3種
左から日本代表、インド代表、そして白っぽいのがタイ代表。

石焼オーブンのフラットブレッドもつけました。チキンカレーにぴったりでした。

お皿に装う前の写真を撮り忘れました。思い出して撮ったときにはすでに遅し、荒れた状態の写真しかありませんが・・・↓。

カレー3種
取り分けた後のややばっちぃ状態です・・・。

料理はできたらすぐデジカメ、が基本ですね。

バイクパークというのがあります。このバイクはモーターサイクルではなくてバイシクル―自転車です。

バイクパーク キャンモア
3連ジャンプからバンクコーナー、一本橋までそろっているバイクパーク。ちょっとしたモトクロス場です。

日本ではママチャリが一番幅を利かせていると思いますが、こちらで自転車といえばマウンテンバイクが主流。特にロッキーや西のウィスラーなどではダウンヒル競技が盛んで、自転車も走っていい登山道が結構あります。ときどき山歩きをしていると猛スピードで駆け下りてくる自転車に遭遇したりしてとてもスリリングです。

そういうのが盛んなだけあって、安全に遊べるように、と、トレーニング用のこういったバイクパークが設けられていたりします。知っているだけでこの町に二つあるかな。休日はバイカー?でいっぱいになります。今日(日曜日)はスタンピード(カルガリーで行われているカウボーイのお祭り)ウィークでカルガリーへ出かけている人が多いのか、いつもより空(す)いていました。

ジャンプ台
モトクロスだとアクセルひねるだけで軽くジャンプできるのですが、足でこいでジャンプはバランスが難しい・・・。

やりだしたら面白いんですよね。ただ、スーパーに売っているような簡易なマウンテンバイクだとすぐに壊れてしまうのがたまにキズ。中古車並みのお値段がする自転車がこの町ではよく取引されています。それから身体も壊してしまうのが・・・熱くなりすぎないように注意が必要です。

一本橋
一本橋・・・限定解除の試験を思い出します。

相変わらずピンボケ。コンデジで動きのある写真を撮るテクニックがほしい・・・良い方法をご存知の方、教えてください。

(前置き : 久しぶりのハイキングなので、今日のは長いよ)

復讐戦です!!

昨年どうしても行ってみたかった湖がありました。バンフ国立公園の観光スポット、ボウレイク。いえいえ、ボウレイク自体はアイスフィールドパークウェイと呼ばれる観光道路わきにあるので、仕事でもプライベートでも何度も足を運んでいます。

しかぁし、

この湖の一段上には人知れずひっそりとたたずむ小さな湖があるという話を聞いたのが3年前。そこに行くトレイルがないため、道なき道を切り開き、苦難の川越え土砂のぼりを達成した者のみがその湖畔の土を踏むことができるという、その名も「ベビーボウ(またはリトルボウ)」!!

その話を聞いた日から、いつかは行こうと夢にまで見たベビーボウに去年の夏の終わりにトライしたのでした。結果は惨敗。道を失って危険な土砂の山(氷河が運んできたモレーンという堆積土砂)に入り込み、泣く泣く引き返さなくてはならなくなったのでした(涙)・・・くやしかった・・・。

そして復讐戦を、と誓って約一年、今日、再チャレンジでした。今日は頼もしい助っ人、すでにベビーボウに5回トライしている(うち三回成功)ガイドで写真家のNさんと、先月ヤムナスカを一緒に登った同僚のFちゃんの3人でトライ!チーム名は「チーム・ポンチョ」。

今日のボウレイク 2009年7月8日
今日のボウレイク、残念ながら雨模様

ごらんのように今日のボウレイク周辺は残念ながら雨模様。朝早くて雨具を忘れたNさんと僕は、湖畔にあるナム・タイ・ジャ・ロッジでポンチョを購入。Fちゃんも雨具はポンチョだったので「チーム・ポンチョ」です。

晴れた日のボウレイクとボウ氷河 08年7月17日撮影
晴れた日のボウレイク

上の写真は去年撮った晴れた日のボウレイク。正面上の白い塊はボウ氷河という氷河です。ボウ氷河の左下から下に流れている細い白い線(みえるかな?)はボウ・グレイシャー・フォールという滝。目指すベビー・ボウはこの氷河と滝の間にあります。

ボウ湖畔からボウ・グレイシャー・フォールまではハイキングトレイルが走っているのでまずはピクニック気分で整地されたトレイルを進みます。ほとんど平坦でらくちんらくちん。

babybow1.jpg
このあたりまではまだピクニックエリア、余裕余裕。

まずは第一難関の川渡り。川幅は狭いのですが流れが速いのと、なんと言っても氷河の溶け水でとにかく冷たい!!のがこの川渡りの試練です。流れが速いのでどうしてももたつくのですが、もたついている間に足の感覚はなくなっていくというヤバさ。川底の石はとがっていて危険なので、濡れてもいい靴に履き替えます↓。

babybow2.jpg
川渡りのために”濡れても良い用の靴”に履き替えるFちゃん。

先を行っていたNさんが叫んでいます。「ここなら飛べるんじゃない?」
まだ気温が低かったせいか水量が少なく(この川の水はほぼ100%上流の氷河の溶け水なので、寒くて氷河が溶けなければ水量が少なく水位が低いのです)、ギリギリ飛べそうな感覚で飛び石ができています。滑って転んだらやばいな、と思いましたがチャレンジ。無事みんな飛び越すことができ、まずは川渡り成功です。結局使わなかった”濡れても良い用の靴”を川岸の樹に目印としてくくりつけてから出発。

川を渡ってからはトレイルなし。とにかく上方に向かって進みます。去年の二の舞にならないよう慎重にルートを選びます。頼りはNさんの記憶。彼も最後はもう10年以上前に行っているので、不確かな記憶を賢明に思い出しながらの行程です。

babybow3.jpg
こんな崖も登っていきます。濡れてるので怖い怖い。

そうして・・・

間違いなくこの先がベビーボウ!という核心が見えてきました。が、天気が・・・

雪です。しかも吹雪いてきました。いま、真夏です・・・。カナディアンロッキー、そんなところです。

babybow4.jpg
吹雪の中、モレーンの稜線を登るFちゃん。奥に見えるのは出発地点のボウレイク。


吹雪にも負けず、モレーン(氷河の残した堆積土砂)の山の稜線を上へ上へと向かいます↑。ずるずる滑って、しかも左右は険しい傾斜、滑り落ちたらただではすみません。

ようやくモレーンの一番上に到着、そしてそこはもう・・・

babybow5.jpg
着いたぁ!

ベビーボウの湖畔です!!

ボウ氷河がベビーボウ(湖)の間近にそそり立っています。でかい!!!

babybow6.jpg
どうだぁ!これがボウ氷河とベビーボウ(湖)

吹雪いているのに、氷点下なのに、ハイテンションです。がんばればここに来れることを知っている人も、実際に来た人も、あまりいないというレアな湖!感無量です!!

でも・・・

やっぱりさむーい!!!!!!!

少ししたら現実が舞い戻ってきました。意志薄弱・・・。

こんな天気なので写真も撮れません。というよりもう指の感覚がなくてシャッターを押せません。
結局湖畔を少し歩いてから下ることに。ボウ・グレイシャー・フォールの落ち口(というのかな?滝の上のほう)から下を覗こうと思ったのですが、濡れて岩が滑りやすくなっていたのでそれもかないませんでした。

babybow7.jpg
風邪も雪もますます強くなってきました。

先ほどのモレーンをおりると少しばかり平地が広がっていて大きな一枚岩があったので、その岩で雨を避けながら少し遅い昼食を。キャンピングストーブの火でかじかんだ手を温めます。

babybow8.jpg
大きな一枚岩!ちょうどひさしのように出っ張っていたので雨(雪)宿りとお食事。

食事の後、この一枚岩の上に上ると、そこからボウレイクを見下ろすことができました。少し天気も回復してきたのできれいな青い湖が視界に飛び込みます。美しい・・・。

babybow9.jpg
一枚岩の上から望むボウレイク

岩の上でのひとときをゆっくり楽しんだ後に下山。寒さのせいか、なんだか帰りのほうが長く感じられてしまいました。

今回は去年の屈辱は果たせた(何とかベビーボウまでたどり着いた)ということでは復讐戦成功だったのですが、天気が残念でした。まともな写真が撮れなかった(涙)・・・くやしい・・・、

ということで、再び復讐戦を誓いました。「ボウリベンジ2」、まもなく公開予定??

この夏中にもう一回以上は挑戦してやるぅう!


帰り道、グリズリーを路上脇に発見。頭が、、、見えませんでした。

babybow10.jpg


PS
知人よりリンクのお許しをいただいたので、ロッキーブログの中でも僕の特にお気に入りのブログを紹介します。写真もきれいだし、内容も最高!なんといってもハイキングにいっている回数が・・・うらやましいです。これを見られると僕のブログはすぐに忘れ去られてしまいますが、それでも紹介したい、そんなブログです。お楽しみください。

Life is Good(ies)
http://lifeisgood.exblog.jp/

連日15時間以上の労働でふらふらしてます。仕事の合間に座ったりするといつの間にやらうとうとうとうと・・・・。明日までもてばようやく2連休。でも天気がいいと外に出ちゃうんだよなぁ。身体を休めるのがもったいないもったいない。ロッキーの夏、仕事も遊びも忙しくて身が持ちません。それがまたいいんですけどね。

というわけでここ数日仕事尽くしで外にでていないので、6月30日にボウ川沿いとグラッシーレイクスで見かけたお花をアップしておきます。

ウェスタン・ブルー・フラックス
ウェスタン・ブルー・フラックス  多年草のハーブ 和名は「宿根亜麻」

イエロー’コロンバイン
イエローコロンバイン 和名は「オダマキ」

イエロー・コロンバイン
下から見たらこんな感じです。かわいらしい。

バンチベリー
バンチベリー 和名「ゴゼンタチバナ」 白く花のように見える部分は葉っぱ、ポインセチアみたいなものです。

イエロー・レディース・スリッパー
イエロー・レディース・スリッパー 和名「カラフトアツモリソウ」 スリッパのように見えますか?

ラウンド・リーブド・オーキッド
ラウンド・リーブド・オーキッド ランの仲間 ベビー服を着た赤ちゃんのように見えるのは僕だけ??

シューティングスター
何度目かの登場 シューティングスター サクラソウの仲間 日本にはないそうな。

シューティングスター
開ききったらきれいな星型です。

ドワーフ・カナディアン・プリムローズ
ドワーフ・カナディアン・プリムローズ こちらもサクラソウの仲間です。





僕の住むキャンモアは小さな町ですが、町の中、外かかわらず、くもの巣のようにハイキングトレイルが走っています。ちょっとした散歩からバックカントリーに向かうルートまで。町全体がトレイルで結ばれていてうまくシステム化されているのですが、その中でも気に入っているのがこれ↓。

テディ・バッグ
キャンモアの町を流れるボウ川沿いのトレイルにあるテディ・バッグ設置箱。

街中のトレイルは犬の散歩にももちろん良く使われるのですが、一定の間隔を置いてこの「テディバッグ」と呼ばれるビニール袋が設置されています。ワンちゃんの落し物を入れる袋。もちろんこれを捨てるゴミ箱もあります。

こういうのを町が税金で設置するほど犬を飼っているお宅は多いのですが、はじめてみたときに、良く考えられているな、と感心しました。
こういうのって日本でも普及しているのでしょうか???していなかったら是非参考にしてほしいですね。

7月1日
今日はカナダの建国記念日、「Canada Day」 です。カナダ中どこに行ってもなにかしら催し物がある日。ここ、カナディアンロッキーの田舎町キャンモアも例外ではありません。1本しかないメインストリートは今日は歩行者天国。

歩行者天国になったメインストリート


午前中にパレードもあったようですが、それは仕事で見れず。午後に写真を撮りに行ったときにはすでにかなり人が減った後でした。それでも近くの公園(先日旧車のフェスティバルがあったところ)でいろいろとイベントをやっているというのでいってみました。

ブラスバンドとフラッギング
ランドル山を背にブラスバンドの演奏

バンド演奏
屋外ステージではロックやカントリーのバンド演奏

ブラスバンドの演奏やロックバンドの演奏で盛り上がっていました。思ったよりは人がいます。周り(ロッキー)が広すぎてあまり人がいないようにも見えますが。

いろんなブースが出ていたのですが、ここでロッキーならではのブースも発見。

Wild Smart 野生動物のお勉強
Wild Smart のブース

ワイルドスマートといって、野生動物に対する知識を深めて安全安心にロッキーでの暮らしやアクティビティーを楽しみましょう、という趣旨の組織です。いろんな動物達に遭遇したときの的確な対処法とか、動物の生態を教えてくれます。写真手前に写っている黒い物体は、ロッキー山中で交通事故にあいお亡くなりになった黒熊君の毛皮。毎年何頭もの熊が車や列車に轢かれています。どのようにして死んでいったか、そのいきさつも丁寧に教えてくれます。

それからカナダでお祭り騒ぎになると必ずみんながしたがるのが「フェイスペイント」。

フェイスペイント
カナダ国旗を顔にペイントしたC子さん。とても似合っていて、思わず「写真撮らせて」。

とくにこの日は国旗(メープルリーフ)を顔に書いていた人が多かったです。さすが建国記念日。

夜は花火も上がりました。日本のどの花火大会に比べても小さくてさびしいのですが、ないよりはましです。暗くなるのが11時頃なのでそれからようやく上がり始めました。

カナダデイの花火
夜の職場からはきれいに花火が見えました。

一日中にぎやかだったカナダディ。小さな町のどこにこれだけの人がいたのだろうと思うほどの大混雑。仕事の合間に見物しましたが・・・ひさしぶりにたくさんの人にまみれて(人に)酔ってしまいました。ふーっ。




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